よくある質問,  表彰の豆知識,  表彰用品選びのポイント

【金属・ガラス・アクリル】トロフィーや楯の素材と特徴

46年ぶりの快挙!斬新な長方形メダルから感じた表彰用品の存在意義

 皆さん、こんにちは。表彰用品専門店・123トロフィーの中原です。

 先日、バレーボール男子日本代表がFIVBバレーボールネーションズリーグ(世界3大大会のうちのひとつ)で3位入賞を果たし、世界大会で実に46年ぶりのメダル獲得という快挙を成し遂げました。バレーボール界にとって、ものすごい歴史誕生の瞬間に立ち会うことができました(テレビで)。関係者の皆様、本当におめでとうございます!

 さて、ここからは表彰用品専門店としての本題に入ります。

 表彰式でトロフィーやメダルが授与されていたのですが、テレビや写真に映るその製品がスタイリッシュでとってもカッコよかったのです。私はそのメダルから、表彰用品の存在意義というか、製品が持つイメージの大切さをあらためて感じた気がします。 トロフィーは、大会名、ネーションズリーグの略称である「VNL」を象徴として特注されたものでもちろん印象的なのですが、個人的には、特にメダルのデザインに感銘を受けました。

 長方形の金・銀・銅の金属の板に文字と大会ロゴが彫刻されているシンプルなデザインながら、金の紙吹雪が舞うきらびやかな表彰の舞台にも負けない存在感を放つメダル。

「丸ではなくあえて長方形なのはきっと、バレーボールのコートを模しているのだろう」とか、「このメダルがアクリルだったらまた違う印象になっただろうな~。でも、カメラのフラッシュや演出のライトを想定して、どんな角度からも反射せずにはっきりとメダルが映るように考えてこのデザインにしたのかなぁ」とか、ひとりで楽しい想像をかき立てていました。

 このように、表彰用品ひとつにしても、素材や形状によってその商品から伝わるイメージや雰囲気は変わりますし、表彰シーンごとに見合った材質があるものです。あくまでも表彰式のメインは表彰対象者ですが、直接手渡しされるメダルやトロフィー・表彰楯も、表彰式において重要な役割を担っているのです。

 

 
 
 
 
 
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ポーランド代表・カチュマレク選手(写真左)のInstagram。「VNL」が目立つトロフィーと長方形のメダルに注目

トロフィーや表彰楯、何を選べばいいの?

 とはいえ、実際にご自身が表彰用品を選ぶ立場になった場合、素材・材質やデザインなど種類が豊富な中から「何を選べばいいんだ…」と迷ってしまう方も少なくないはずです。実際に、当店にもお問い合わせをいただくことがあります。

そこで今回は、表彰用品を選ぶにあたって知っておきたい、トロフィーや表彰楯の素材の違いと素材ごとの特徴についてご紹介していきます。素材ごとのおすすめ商品も参考にしてみてくださいね。

トロフィーや表彰楯の素材・材質とその特徴

1.金属製

■真鍮

鉛と亜鉛の合金で優勝カップやメダルに多く利用されており、磨きなどの表面加工のバリエーションも多いことが特徴です。見た目の美しさや輝きに高級感があり、ネックレスなどのアクセサリーに使用されることも多いです。比較的格式の高いイベントや式典、記念品などで利用されます。

【特徴】見た目の高級感:◎ 重さ:やや重ため 価格:高め

■アンチモニー

 アンチモニーとは、一般的に鉛70%とアンチモン30%の合金のことで、オルゴールなどにも使用されている素材です。加工に優れており細かい模様も鮮明に表現されるため、優勝カップやブロンズトロフィー、メダルなど多くの製品に使用されています。高級感でいえば真鍮とダイキャストの中間に属し、中~大規模なイベントでのご利用が多いです。

【特徴】見た目の高級感:◎ 重さ:重ため 価格:少し高め

■ダイキャスト

ダイキャストとは、亜鉛・アルミニウム・マグネシウムなどの合金に圧力をかけながら金型で製造したもので、優勝カップやメダル、ブロンズトロフィーなど、精度の高い商品を比較的短時間で大量生産することが可能です。金属製のトロフィーの中で最も価格帯が安く、小~中規模の授賞式やイベントでご利用いただく機会が多いです。

【特徴】見た目の高級感:〇 重さ:軽め 価格:安め

2.アクリル

アクリル樹脂で作られているもので、ガラス製よりも軽量で割れにくいので安全で、表面のキズも付きにくいことが特徴です。透明度も高く、ガラス製さながらの輝きで高級感を感じさせます。サイズも豊富で様々な表彰シーンにも対応でき、記念品にも最適。ブランドロゴや大会ロゴ、受賞者や優勝チーム名など、精密なレーザー彫刻が可能です。

【特徴】見た目の高級感:◎ 重さ:軽め 価格:少し高め

3.光学ガラス(クリスタルトロフィー)

光の反射や屈折によってまた違う表情を感じられる点が魅力で、ガラス特有の高級感と洗練された雰囲気を感じさせます。また、当店では専門のガラス加工職人によってサンドブラストという方法で彫刻しておりますので、より細かい表現が可能となります。アクリルよりも透明度の高さと均衡性そして重厚感があり、大~中規模イベントや記念品として人気です。

【特徴】見た目の高級感:◎ 重さ:重ため 価格:高め

4.樹脂製

樹脂製の上にメッキ加工を施し、金属のような輝きを再現しています。比較的低価格で大量生産が可能なため、お買い求めいただきやすい販売価格の商品が多いです。中~小規模イベント、発表会での記念品などにおすすめです。

【特徴】見た目の高級感:△ 重さ:軽め 価格:安め

5.木製

■MDF(Medium Density Fiberboard)

当店では、オリジナルデザインができる表彰楯の素材としてお馴染みのMDF。MDFとは「Medium Density Fiberboard(中密度繊維板)」の略で、細かく繊維状に加工した木材のチップを再び成形して作られた木の板のことです。軽くて丈夫なうえに、キメが細かいので曲線状の加工にも向いています。 社内表彰や記念品など、場所や雰囲気を選ばず様々なシーンでご利用いただけます。ちなみに、表彰用品業界で初めて、合板を利用した楯板を考案したのは当店です!

■パーチクルボード

カラーボックスなどでも使用されている、木材のチップを加熱圧縮した板のことです。MDFよりも強度があり、まっすぐに加工しやすい特徴があります。当店で取り扱っている主な表彰楯はこの素材を使用しています。

トロフィーの素材の違いや選び方をもっと知ろう!

 トロフィーの素材の違いはおすすめ表彰シーンについては、他にも様々なコンテンツにて掲載しております。ぜひご一読いただき、参考にしてみてくださいね。

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 ご不明な点がございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせくださいませ。たくさんの表彰用品を取り扱ってきた専門のスタッフが丁寧にお答えいたします。

   

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表彰用品専門店123トロフィー

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優勝トロフィー・表彰楯、記念メダルなど表彰用品を中心に、記念品にピッタリなマグカップやストラップ、フォトフレームを販売している表彰用品と記念品の専門店です。
1962年に前身である山城工芸織物所が設立され、その後楯の製造を開始。1997年に法人化を経ていち早くネットショップをオープンし、現在もなお豊富な品揃えで、お客様のご希望に添える商品をご提供しております。
弊社でしか取り扱っていない海外製トロフィーの販売や、オーダーメイドにてトロフィーや楯を作成いたします。
お客様のハレの日を演出する表彰用品や記念品は、123トロフィーにお任せくださいませ。1個から注文できる(小ロット歓迎)、短納期相談大歓迎!
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