
トロフィーのペナントリボンの選び方とにじまない書き方
目次
トロフィーについているペナントリボンの役割とは
運動会や大会などで、優勝カップやトロフィーにたくさんリボンがついているものを見たことがありますよね。今まさに熱闘が繰り広げられている甲子園でも、毎年開会式で返還される優勝旗には、たくさんのリボンがついています。
皆さんは、このリボンの名前をご存知でしょうか。このリボンの名前は、「ペナント」や「ペナントリボン」といいます。
優勝カップやトロフィーには、大会ごとに新しいトロフィーや優勝カップを選手やチームに授与する「取りきり」と、前回の優勝者からトロフィーや優勝カップを返還してもらい、それを新しい優勝者へ授与する「持ち回り」の2種類の授与方法があります。
「取りきり」の場合はトロフィーの台座部分につけるプレートに優勝者の名前や大会年度を記載することができますが、「持ち回り」の場合はプレートに記載ができないため、歴代の優勝者の名前や受賞した年度を記録するために「ペナントリボン」が使用されます。全国大会や甲子園など大きな規模の大会では、「持ち回り」が採用されていることが多いですね。
つまり、ペナントリボンの役割とは、大会の年度や回数、優勝校や優勝者を書き記していくことで、その歴史や歴代表彰者の名誉を刻んでいくことです。ペナントリボンの数が多いトロフィーや優勝旗ほど、長い歴史のある大会ということになりますね。
この記事では、そんな重要な役割を持つペナントリボンの、選び方やにじまない書き方、注文・購入の際の注意点などを紹介させていただきます。ぜひ参考にしてみてください。
ペナントリボンの長さと選び方のポイント
ペナントリボンを選ぶ際にまず重要なことは、リボンの長さです。
当店で取り扱っているペナントリボンの長さは、25㎝、30㎝、50㎝、60㎝、90㎝の5種類があります。ペナントリボンの長さは、取り付け部分から下げたときに、床や机につかない程度の長さで選ばれることをおすすめしています。
目安としては、トロフィーや優勝カップの本体の高さから10㎝ほど短いペナントリボンをお選びいただくとよいでしょう。
ペナントリボンの書き方とにじまない方法
ペナントリボンに書く内容
ペナントリボンに書く文字は明確な決まりがあるわけではありませんが、一般的には「大会の回数」「優勝者の名前(チーム名)」を記載します。
大会名や日付、順位などが書かれることもありますが、トロフィーや優勝カップの土台のプレート部分にこれらのことが書かれている場合は、記載内容が重複するため、ペナントリボンには記載しなくてもよいでしょう。
ただ、「優勝」の文字を入れられることも多く、その場合は「大会の回数」と「優勝者の名前」を黒色で、「優勝」を赤色で書かれることが一般的です。
ペナントリボンのにじまない書き方
1.布用マジックや布用の墨汁で書く
ペナントリボンは布素材のため、マジックで書くとにじんでしまうことがあります。その時は布用マジックがおすすめです。ホームセンターなどで販売されているので、手に入りやすいかと思います。
筆で書かれたいときは、布用の墨汁(帛書墨)もありますので、そちらでも良いでしょう。
2.ヘアスプレーを吹きかけてから書く
文字を書く前にペナントリボンにヘアスプレー(コポリマー成分が入っているもの)を吹きかけておくと、この成分がインクをはじいてくれるため、文字がにじみにくくなるという方法もあります。実際に検証した結果がこちらです! にじまずキレイに書くことができていますね。
🏆ご家庭にある物を使って滲まずに書く方法🏆
— 123トロフィー【公式】 (@123_trophy) July 20, 2023
①ペナントの書きたい部分にヘアスプレーを吹きかける。
↓
②よく乾かす。
↓
②お好みの油性のペンで書く。
※今回は
✔サクラクレパスさんのマイネーム
✔呉竹さんの筆ペン
を使用しました。 pic.twitter.com/FuSnQNU3NN
文字の向き
ペナントリボンはトロフィーや優勝カップから下げて取り付けられているため、上から下へ縦書きされることが一般的です。
その場合、数字も「一」「二」「三」などの漢数字で書かれることが多いですが、最近では見やすさから「1」や「50」などの算用数字を使用されることも増えてきています。
大会名やチーム名が英語の場合は、無理に縦書きにする必要はありませんので、読みやすいように横向きに書かれても良いかと思います。文字の配置等も、全体のバランスを見ながら書くことが大事です。
ご注文・ご購入の際の注意点
ペナントリボンは表彰用品の専門店、スポーツ用品店、ホームセンターなどで購入ができます。
購入される時は上記の通りリボンの長さがポイントになるので、トロフィーや優勝カップを購入される時に長さを合わせて一緒に購入されることをおすすめします。
また、数年分をまとめて何本か購入される場合もありますが、毎年1本ずつ購入される場合は、表彰用品専門店のネットショップで購入されるほうが良いでしょう。
過去の購入履歴が残っているので、購入されたトロフィーや優勝カップのサイズ、ペナントリボンの長さもすぐに分かり、過去のリボンと同一のリボンを間違わずに購入することができるのでおすすめです。
プロが教えるトロフィーの紅白リボンの結び方(画像で解説)
ペナントリボンとあわせて、トロフィーへ紅白リボンを結ぶ機会がある方もいらっしゃるかと思います。その際はぜひ、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
画像で解説!トロフィーの紅白リボンの結び方と起源
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