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表彰状の文章を書く際に気をつけておきたい重要ポイント

表彰状の作成について一番多い質問が、句読点をつけたほうが良いのか、つけない方が良いのか、という質問です。その他にも、表彰状の書き方には一般的な決まり事がいくつかありますので、表彰状の書き方がよくわからないという方はこちらを参考にしてみてください。

表彰状の基本

表彰状とは?

表彰状とは、成果や功績をたたえるために発行される公式な文書です。
一般的に組織や団体が特定の分野で優れた成果をあげた際に、その功績・実績をたたえるために贈られるものです。

表彰状と賞状の相違点

「表彰状」と「賞状」、同じもののように思いますが、その意味には違いがあります。
「表彰状」とは、成果をあげた人や団体をほめたたえ、それを広く世に知らせるためのものです。表彰状は大勢の前で授与する書状のことをいいます。
「彰」という文字には「りっぱな文様が外に現れる。表す。あきらかにする。」という意味があり、成果を周りにも知らせることを表しています。
「賞状」とは、成果をあげた人や団体をほめたたえる言葉を書き記した書状のことをいいます。
スポーツ競技、コンクール、文化活動、営業成績などにおいて、その優秀な成績をほめたたえて授与される書状です。
広い意味での「賞状」には、「表彰状」や「感謝状」も含まれます。

表彰状の抑えておくべき書き方について

表題決定

表彰名として、一番右上の中央よりやや上目の位置に、一番大きな文字で書きます。
「賞状」「表彰状」「感謝状」「卒業証書」「認定証書」などです。

受賞者名を記載

表彰名の左横に、表題より小さく、贈呈者名・主文よりも大きく書きます。
受賞者に敬意を表し、贈呈者名より少し高い位置から書かれます。

受賞者の敬称

受賞者の敬称は「殿」もしくは「様」をつけます。
「殿」は目上の方から目下の方に向けて贈られる際に使用し、「様」は目上の方を含め万能に使用が可能です。
  ≪例≫
  「永年勤続表彰」「皆勤賞」「功績表彰」
     会社から社員へ贈るため、「殿」が多く使用されます
  「取引先へ協力機関への表彰」
     「殿」もしくは「様」が使用されますが、「様」が主流です
  「スポーツ関係の表彰」「認定証」
     協会や団体、スポンサーから個人へ贈るため、「殿」が多く使用されます

  

主文の作成

下記の書き方に注意し、作成してください。

句読点は用いない

句読点とは「、」や「。」のことです。
普段目にするほとんどの文章には句読点が使われていますが、表彰状に記載する文章には句読点はつけないことが一般的です。
その理由は主に2つあります。
1・歴史的理
明治時代以前は文章に句読点をつける文化はなく、文脈が理解しにくい部分は一文字分空白を入れたり、改行したりするなどの方法で書かれていました。
その後、明治時代に入り欧米の文化が次々と取り入れられ、「,」(カンマ)や「.」(ピリオド)が導入され、日本でも句読点が使われるようになりました。
しかし、句読点をつけると「句読点をつけないと読めないだろう」という意味にも捉えられるため、句読点をつけることは失礼にあたるとされました。
そのため表彰状や感謝状などの正式な文章には従来通り句読点はつけないことが一般的とされています。

 2.縁起担ぎ
句読点は、文章を区切ったり終わらせたりするという使い方から、「切る」や「終わる」をイメージさせ縁起が良くないとされています。
この考えから、祝いごとや正式な表彰状などの文章には縁起を担いで句読点をつけないほうが良いとされています。

改行は1回まで

表彰状の文章は、文頭の一字下げは行わず、頭を同じ高さに揃える書き方が一般的です。
文面に区切りがある場合も基本的には改行を行わず、「よって」「ここに」などの結文に移る場合のみ改行し、改行は1回までとされています。
その理由は句読点と同じように相手に失礼がないようにとの考えからです。
また、単語内での改行や、「が・の・に・を」等の助詞が文頭にこないように文字数を調整しましょう。

文末の表現

表題と文末の表現は一致させるようにします。
≪例≫
  賞状→賞します、賞する
  表彰状→表彰します、表彰する
  感謝状→感謝の意を表します、感謝の意を表する

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